英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英利上げ継続の可能性

通貨
2018年5月26日 14時57分

■反落、インフレ鈍化でポンド売り継続

先週のポンド・円は反落。23日発表の4月消費者物価指数は前年比+2.4%で市場予想を下回ったことが嫌気された。企業買収に絡んだポンド買いの思惑は後退していないものの、英中央銀行の政策金利は当面据え置きとの思惑が浮上しており、リスク選好的なポンド買いはさらに縮小した。取引レンジ:145円28銭-149円73銭。

■下げ渋りか、英利上げ継続の可能性

今週のポンド・円は下げ渋りか。トランプ政権の保護主義的な通商政策が嫌気され、リスク回避的な円買いが強まる可能性は残されているものの、米朝首脳会談は予定通り開催される可能性は残されていることや、英中央銀行の緩やかな利上げ方針を受けてリスク回避のポンド売りは弱まる見通し。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント

・6月1日:マークイット5月製造業PMI(予想:53.5、4月:53.9)

予想レンジ:145円00銭-147円00銭

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.