フルヤ金属が反落、国内有力証券は「B+」へ引き下げ

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2018年6月8日 14時57分

フルヤ金属<7826>が反落。岩井コスモ証券は7日、同社株の投資判断を「A」から「B+」へ引き下げた。目標株価は6750円から5300円に見直した。同社はプラチナグループメタル(PGM)の工業用製品の製造を行っており、貴金属価格の上昇は追い風となっている。ただ、世界シェア9割を占める有機EL燐光材向け化合物の需要が減少しているほか、主力製品のイリジウムルツボの需要回復にも時間がかかると予想。来期業績は踊り場になるとみている。具体的には18年6月期の連結営業利益は会社予想の28億6100万円に対して30億5000万円を見込むが、19年6月期の同利益は今期推定比2%増の31億円にとどまるとみている。もっとも、中期的には有機ELの市場拡大は続くとみており、同社の成長性を評価している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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