豪ドル週間見通し:底堅い展開か、5月雇用統計の発表に注目

通貨
2018年6月9日 15時40分

■強含み、1-3月期GDP成長は予想を上回る

先週の豪ドル・円は強含み。豪準備銀行(中央銀行)理事会で利上げに向けた姿勢が明確にされず失望感が広がったが、1-3月期国内総生産(GDP)は予想を大きく上回る3%超の伸びとなったことが好感され、豪ドル買いが強まった。また、欧州中央銀行(ECB)の出口戦略への思惑からユーロ買い・円売りが優勢となり、豪ドル・円の取引にも影響を与えた。取引レンジ:82円59銭-84円54銭。

■底堅い展開か、5月雇用統計の発表に注目

今週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の声明では、「2018-19年GDP伸び率は平均で3%を上回る見通し」となっているが、1-3月期GDP成長は前年比+3.1%のやや高い伸びを記録しており、引き続き豪ドルの下支えとなる。5月雇用統計(前回、失業率は上昇、雇用者数は増加に転換)が手掛かり材料となる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・14日:5月失業率(予想:5.6%)

予想レンジ:82円00銭-84円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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