東京株式(前引け)=機械受注受け買い優勢、薄商いで上値にも重さ

市況
2018年6月11日 11時44分

11日前引けの日経平均株価は前週末比68円44銭高の2万2762円94銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億8248万株、売買代金概算は9289億3000万円。値上がり銘柄数は1113、対して値下がり銘柄数は857、変わらずは118銘柄だった。

きょう前場の東京市場は主力株をはじめ広範囲に買い優勢の展開で、日経平均株価は反発した。寄り前に発表された4月の機械受注が市場コンセンサスを大きく上回り、これが全体地合い改善の手掛かりとなった。G7サミット会議終了後にトランプ米大統領がツイッターで首脳宣言を承認しないことを表明するなど、引き続き米国の保護主義路線に対する警戒感はあるものの、マーケットは想定の範囲内との受け止め方で特に売り圧力には反映されていない。ただ、今週はFOMCやECB理事会などの金融会合を控えていることもあって、この結果を見極めたいとの思惑から上値も重い。売買代金は1兆円を下回っている。

個別ではトヨタが堅調、ソフトバンクグループ<9984>も買い優勢。エン・ジャパン<4849>、ファーストリテイリング<9983>なども値を上げた。フリービット<3843>が値を飛ばし、レノバ<9519>、エイチーム<3662>なども買われた。セラク<6199>が物色人気、カチタス<8919>も高い。半面、資生堂<4911>が軟調、積水ハウス<1928>も大きく下落した。gumi<3903>が大幅安となったほか、GMOインターネット<9449>、日本通信<9424>なども下値を探る展開に。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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