東京株式(前引け)=反落、米株安や円高を背景に利食い売り

市況
2018年6月14日 11時50分

14日前引けの日経平均株価は前営業日比80円23銭安の2万2886円15銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は7億4871万株、売買代金概算は1兆928億9000万円。値上がり銘柄数は751、対して値下がり銘柄数は1216、変わらずは120銘柄だった。

きょう前場の東京市場は売りが先行した。FOMCでは想定通り追加利上げを決定したが、注目された参加者の政策金利見通しが年内の利上げ4回との見方が中心となったことで前日の米株市場ではNYダウなど主要指数が売られ、ドル円相場も1ドル=110円台前半の推移と円高含みに振れたことで主力株に売り圧力となった。米中貿易摩擦に対する懸念もくすぶるほか、日本時間今晩のECB定例理事会の結果とドラギECB総裁の記者会見を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせた。一方、下値では押し目買いが入り、下げ幅は限定的なものにとどまっている。

個別では、任天堂<7974>が前日に続き断トツの売買代金をこなし大きく値を下げたほかヤーマン<6630>が急落。日本電産<6594>、キーエンス<6861>なども値を下げた。日本通信<9424>が安く、Hamee<3134>、神戸物産<3038>の下げも目立つ。半面、曙ブレーキ工業<7238>が続急伸、ディスコ<6146>も買われた。JT<2914>もしっかり。ソフトブレーン<4779>、ディー・エル・イー<3686>が物色人気となり、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>も上昇した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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