タカラバイオが6日ぶり反発、再生医療等製品における染色体解析法の標準プロトコール作成で技術提携
タカラバイオ<4974>が6日ぶりに反発している。19日の取引終了後、Trans Chromosomics(トランスクロモソミックス、鳥取県米子市)と、再生医療等製品における染色体解析法の標準プロトコール作成に関する技術提携契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
再生医療等製品などで使用される細胞は、長期間の培養により染色体(核型)異常が起こり、がん化などのリスクが高くなることが知られている。そのため、iPS細胞のような多能性幹細胞では、染色体解析による染色体異常の確認が行なわれていることから、同社では今回の技術提携で、新たに染色体解析の標準プロトコールを確立。今後、ニーズが高まると予想される再生医療等製品の信頼性保証サービスとして提供することを計画しているという。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)