東京株式(大引け)=137円高、円安など追い風に値がさ株中心に買われる

市況
2018年6月21日 15時47分

21日の東京株式市場は、日経平均株価の上値指向が継続した。米国市場でのナスダック上昇や為替の円安基調など追い風材料となった。

大引けの日経平均株価は前営業日比137円61銭高の2万2693円04銭と続伸。東証1部の売買高概算は14億251万株、売買代金概算は2兆5002億8000万円。値上がり銘柄数は713、対して値下がり銘柄数は1303、変わらずは75銘柄だった。

きょうの東京市場は寄り付きこそ売りが先行したものの、その後は買い優勢に転じ日経平均は続伸、一時200円以上高い場面もあった。前日の米国株市場でNYダウは小幅安と下落基調が続いているものの、ナスダック指数が最高値に買われたほか、為替市場で1ドル=110円台後半の円安に振れたことも好感された。中国や香港などのアジア株市場は後場に入り軟化したが、米株価指数先物の時間外の動きを横目に買いが続いた。ただ、日経平均寄与度の高い値がさ株が中心に買われ、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が大幅に上回った。TOPIXは小幅ながらマイナス圏で着地、NT倍率は過去最高水準まで上昇している。業種別ではここ米中貿易摩擦問題の影響で売られていた機械株などに買い戻しが目立った。

個別では、ソフトバンクグループ<9984>が活況高、ファーストリテイリング<9983>の上昇も目立った。ソニー<6758>、武田薬品工業<4502>なども水準を切り上げた。ノリタケカンパニーリミテド<5331>が急騰、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>、ブレインパッド<3655>なども大幅高。フィックスターズ<3687>、オハラ<5218>、マネックスグループ<8698>なども物色人気となった。

半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが下値模索。トヨタ自動車<7203>も冴えない。日本電産<6594>、日東電工<6988>も売りに押された。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>、ライドオンエクスプレスホールディングス<6082>、ビューティガレージ<3180>などが大幅下落、大日本住友製薬<4506>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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