明日の為替相場見通し=111円意識の展開も
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、111円ラインを意識する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=110円00~111円20銭。
この日の東京市場は日経平均株価の上昇を背景にドルは110円70銭台まで買われた。今晩のニューヨーク市場では米6月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数や米5月景気先行総合指数などの発表があるが、NYダウの動向などを含め市場関係者のセンチメントに相場は左右されそうだ。111円台に乗せれば5月22日以来となり、ドルの上昇に拍車がかかる可能性もある。また、明日は石油輸出国機構(OPEC)総会が開催される。結果が明らかになるのは、欧米市場に移ってからとなる可能性があるが、原油相場の動向も関心を集めそうだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)