SECカーボンは3日続伸、人造黒鉛電極の売上高急拡大を計画
SECカーボン<5304>は、全般軟調地合いのなかで3日続伸。株価は5日に、1万5740円で年初来高値をつけて以降調整トレンドを強いられていたものの、ここにきて1万2000円台で底値固めの動きをみせはじめている。PERは8倍近辺と極めて割安水準にある。
同社は5月11日に19年3月期通期の連結業績予想を発表した。売上高は298億円(前期比83.4%増)、経常利益は84億円(同7.3倍)、最終利益は66億円(同3.3倍)を見込み、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しだ。
今期は世界的な電極需給の逼迫を追い風に、黒鉛電極の販売数量が増加するうえ、販売価格も上昇し、人造黒鉛電極事業の売上高が前期の64億100万円から今期は181億3100万円と前期比2.8倍に跳ね上がる計画を打ち出している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)