新興市場銘柄ダイジェスト:アプリックスが大幅反発、ミクシィは年初来安値更新

材料
2018年6月22日 15時02分

<3727> アプリックス 326 +45

大幅に反発。無線を使ってスマートフォンなどに信号を発信するBeacon(ビーコン)のそばを通るだけで打刻ができるスマート打刻サービス「DAKOQ(ダコク)」を新たに開発し、7月20日に発売すると発表している。勤怠データのデジタル化を手軽に行いたいと考えている小規模オフィスや店舗、電源がない場所や屋外で打刻したいというニーズを持つ顧客に向けて提案していく予定。

<2721> JHD 962 +150

ストップ高比例配分。連結子会社のアセット・ジーニアス(東京都港区)がブロックチェーン技術を用い、分散型評価経済プラットフォームを活用した事業を行うシンガポールのHAPPY INCENT PTE.LTD.からシステム開発を受注したと発表している。受注金額は12万シンガポールドル(約1000万円)。今後も事業の発展と収益の向上を目指し、両社間で協業に関する継続的な協議を行っていくとしている。

<9876> コックス 218 -35

大幅反落。株主優待制度を変更し、株主優待券を株主優待割引券にすると発表している。自社商品を知ってもらうための機会を増やす狙い。2月末の保有株が100株以上500株未満の場合、従来は2000円分の優待券が贈呈されたが、変更後は2割引券3枚となる。2000株以上の場合、1万円分の優待券が2割引券10枚となる。変更は19年2月末の株主から。優待制度の変更が嫌気され、個人投資家を中心に売りが出ている。

<6664> オプトエレクト 688 -122

大幅に3日ぶり反落。18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の営業損益を前年同期比45.6%減の1.20億円の黒字と発表している。当初の業績予想(0.85億円の黒字)より上振れたが、第1四半期(17.9%減の1.01億円の黒字)から増減率が悪化しており、業績回復の遅れが売り材料になったようだ。通期予想は1.70億円の黒字(前期実績は3.25億円の赤字)で据え置いた。

<6198> キャリア 2270 -366

急落。今期営業利益見通しを従来予想の7.36億円から4.85億円(前期実績5.36億円)に下方修正した。シニアケア事業の第2四半期累計(17年10月-18年3月)売上高が29.31億円(対計画比90.0%)と業績予想に対して未達となったため。本社への業務集約で既存支店の売上高拡大を見込んだが、狙い通りの効果を発揮できなかった。また、派遣スタッフの社会保険適用拡大に伴うコスト増が想定を上回った。

<6580> ライトアップ 3220 -

公開価格(2820円)を32.1%上回る3725円で初値を付けた。同社は02年4月設立。インターネット関連技術を活用し、中小・零細企業に対する総合的な経営支援やマーケティング支援を主たる業務とする。今期営業利益予想は前期比1.1%減の4.21億円。クラウドソリューション事業で人材事業領域の新規展開を検討するほか、コンテンツ事業でソーシャルメディアなどの活用に関するサービス体制の強化を図る。

<2121> ミクシィ 2861 -113

大幅続落で年初来安値を更新。一部メディアが森田仁基社長ら3人を書類送検したと報じ、売りが強まっている。報道によると、コンサートチケットの転売サイト「チケットキャンプ」を運営していた子会社のフンザ(東京)が、大手芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」の商標を無断で使用した疑い。転売サイトとは別に「ジャニーズ通信」という名称のサイトを運営していたという。

《DM》

提供:フィスコ

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