25日の株式相場見通し=前週末の米株高を好感し買い先行

市況
2018年6月25日 8時45分

25日の東京株式市場は、米国と中国など主要国との貿易摩擦問題への懸念が継続するものの、前週末22日の米株式市場でNYダウ平均株価が9日ぶりに反発したことを好感して、買い先行のスタートとなりそうだ。25日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=109円80銭台での推移となっている。

22日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比119.19ドル高の2万4580.89ドルと9日ぶりに反発した。石油輸出国機構(OPEC)総会を受けて、増産ペースは緩やかにとどまるとの観測から原油価格が上昇。これに伴い、エクソン・モービルやシェブロンなど石油関連株が値を上げた。マクドナルドやプロクター・アンド・ギャンブルなど消費関連株も堅調だった。半面、エヌビディアやアプライド・マテリアルズなど半導体関連株が軟調。アマゾン・ドット・コムやアップルも値を下げた。ナスダック総合株価指数は、前日比20.134ポイント安の7692.818と続落した。

日程面では、6月14・15日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」、4月の景気動向指数改定値に注目。海外では、独6月のIfo景況感指数、米5月の新築住宅販売件数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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