マルハニチロが高値ツラ合わせ、ディフェンシブ優位で水産は業種別でも上昇
マルハニチロ<1333>が全体下げ相場に抗して一時150円高で4400円台を回復、6月15日の年初来高値4415円にツラ合わせした。自動車や半導体セクターなど主力輸出株は米国と主要諸国との貿易摩擦問題への懸念から総じて売り優勢の展開を強いられているが、相対的に内需系のディフェンシブストックが消去法的に買われている。同社株など水産セクターはその典型であり、きょうは業種別騰落率でも「水産」は数少ない上昇セクター。信用取組は買い残が枯れた状態で信用倍率は直近15日現在で0.33倍と株式需給面の良さも足の軽さにつながっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2018年06月26日 09時35分