東海カーボンが後場一段高、米カーボンブラックメーカーを買収

材料
2018年6月26日 13時04分

東海カーボン<5301>が後場一段高。この日正午ごろ、米国のカーボンブラックメーカーであるシド・リチャードソン・カーボン(SRC)およびその持ち分を有するグループ会社2社の全持ち分を取得し子会社化すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

SRCは、米国における生産能力1位のファーネスブラック製造・販売会社。米国内に3工場を有し、タイヤメーカーを中心に、欧米ユーザーや日系ユーザー向けに確固たる顧客基盤を築いているという。今回の買収により、東海カーボンは中国に次ぐ巨大市場である北米市場の取り込みが可能になるとともに、北米の生産拠点確保によるタイヤ・ゴム部品メーカーへのグローバル供給体制の整備や、欧米ユーザーとのグローバルな取引拡大が可能になるものと期待しているという。なお、取得価額は約341億円で、18年12月期業績への影響は精査中としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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