28日の日本国債市場概況：債券先物は150円86銭で終了

＜円債市場＞

長期国債先物2018年9月限

寄付150円87銭 高値150円88銭 安値150円85銭 引け150円86銭

売買高総計13303枚

2年 389回 -0.135％

5年 135回 -0.115％

10年 350回 0.030％

20年 164回 0.500％

債券先物9月限は、150円87銭で取引を開始。日経平均株価やドル・円相場が前日比ほぼ横ばいとなるなか、150円85銭から150円88銭で推移した。財務省が実施した2年債入札で応札倍率が低下したことから、売りがやや優勢になった。現物の取引では、5年債が売られ、20年債が買われ、2年債と10年債はもみ合いになった。

＜米国債概況＞

2年債は2.50％、10年債は2.83％、30年債は2.97％近辺で推移。

債券利回りは横ばい。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞

ドイツ国債は0.30％、英国債は1.25％で推移、オーストラリア10年債は2.61％、NZ10年債は2.83％。（気配値）

[本日の主要政治・経済イベント]

・21:00　独・6月消費者物価指数速報値（前年比予想：+2.1％、5月：+2.2％）

・21:30　米・1-3月期GDP確定値（前期比年率予想：+2.2％、改定値：+2.2％）

・21:30　米・先週分新規失業保険申請件数（予想：22.0万件、前回：21.8万件）

・23:45　ブラード米セントルイス連銀総裁講演（米経済と金融政策）

・01:00　ボスティック米アトランタ連銀総裁が会合出席

・02:00　米財務省7年債入札（300億ドル）

・EU首脳会議（29日まで）

《KK》

提供：フィスコ