日経平均は3日続落、外部環境への警戒感から週越しのポジション取りづらく/後場の投資戦略

市況
2018年6月29日 12時23分

日経平均 : 22194.21 (-76.18)

TOPIX  : 1720.71 (-6.29)

[後場の投資戦略]

28日は米国の通商政策を巡る新たな材料が出なかったが、中国などとの対立激化が懸念される状況を考えるとオーバーウィークのポジションは取りづらいだろう。本日はこれまで相場の下支えとなっていた内需・ディフェンシブ系銘柄の一角でも目先の利益を確定する動きが見られる。7月1日にはカナダが米国による鉄鋼・アルミニウム関税への報復措置を発動する予定となっており、トランプ大統領の反応が注目される。また、米政権の要であるケリー首席補佐官の辞任論が再び浮上しており、政権運営の先行き不透明感が一層強まる可能性もある。

中小型株には短期の値幅取り狙いの物色が散発的に入っており、新興市場ではマザーズ指数が反発している。ただ、相場全体の不安定感が払拭されなければ腰の入った買いとはなりづらいだろう。週末を控え、資金の逃げ足の速さには注意しておく必要がある。(小林大純)

《NH》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.