東京株式(寄り付き)=売り優勢、米中貿易摩擦問題背景に上値に重さ

市況
2018年7月2日 9時04分

2日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前週末日比70円安の2万2233円と反落。

前週末の欧米株市場は総じて堅調、NYダウは主要指数がいずれも上昇、外国為替市場では1ドル=110円台後半と円安水準で推移しており、主力株中心に風向きは追い風といってよい。ただ、寄り前発表された日銀短観では大企業・製造業の景況感が2四半期連続で前四半期を下回り、市場予測も下回ったほか、米中貿易摩擦の問題に対する警戒感は強く、目先は積極的に上値を買う動きは限定的となっている。今週6日に予定される米中の追加関税発動を睨んで、この動向を見極めたいとの思惑が上値を押さえる要因として意識されている。

寄り付き時点で業種別では33業種中、8業種が高く、値上がり上位に機械、精密機器、電気機器など。値下がりで目立つのはゴム製品、銀行、陸運、食料品など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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