三社電機製作所が3連騰、SiC製パワー半導体を今秋にも量産と報じられる

材料
2018年7月3日 9時44分

三社電機製作所<6882>が3連騰となっている。きょう付けの日経産業新聞で、「炭化ケイ素(SiC)製のパワー半導体で従来の3分の1ほどに小型化したモジュール(複合)部品を今秋にも量産する」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。

記事によると、岡山工場(岡山県奈義町)で数億円を投じて新しい生産ラインを新設するという。同社は、15年3月にパナソニック<6752>とSiCパワー半導体モジュールの試作品を共同開発していたが、量産化で業績への貢献が期待される。まずは燃料電池や蓄電池のインバーター向けに採用を促すようだが、SiCパワー半導体は、シリコン(Si)と炭素(C)で構成される化合物を用いたパワー半導体でシリコン製と比べて高効率で高温に強いといった特徴があることから、将来的には電気自動車への採用を目指すもようだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.