アスクルは急落、19年5月期は43%営業増益見込むも市場予想に届かず
アスクル<2678>は大幅5日続落で年初来安値を更新した。4日の取引終了後に発表した19年5月期の連結業績予想は、売上高3900億円(前期比8.2%増)、営業利益60億円(同43.1%増)、純利益35億円(同25.4%減)と大幅営業増益を見込むものの、80億円強を見込む市場予想に届かないことから、失望売りが出ているようだ。
今期は、オリジナル商品の開発などにより、BtoB事業の成長継続を見込むほか、AVC日高の稼働以降順調に回復しているLOHACO事業についても高成長を見込む。配送費は依然として高水準だが、LOHACO事業の損益改善や、配送基盤の自社配送化加速と高度自動化された物流・配送のシェアリング(OPA)による効率化などが寄与する見通しだ。
なお、18年5月期連結決算は売上高3604億4500万円(前の期比7.3%増)、営業利益41億9200万円(同52.7%減)、純利益46億9300万円(同4.6倍)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)