東京為替:ドル・円は下げ渋りも、米中貿易摩擦に警戒

通貨
2018年7月5日 12時17分

5日午前の東京市場で、ドル・円は下げ渋り。110円前半では国内勢の押し目買いが観測されるものの、米中貿易摩擦への警戒からドルの戻りは鈍い。

ドル・円は、中国株や日本株をにらみながらの展開が続き、上海総合指数がプラス圏に浮上し、やや円買いが弱まる場面もあった。ただ、同指数は反落し、再び円買いに振れやすい地合いとなっている。

ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏推移で、目先の日本株安継続への思惑から円買いに振れやすい。国内勢は110円前半で押し目買いを入れているもようだが、米中摩擦への警戒からドルの戻りは鈍い。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円30銭から110円62銭、ユーロ・円は128円61銭から128円95銭、ユーロ・ドルは1.1654ドルから1.1664ドルで推移した。

【要人発言】

・中国商務省

「米国が追加関税を発動すれば、すぐに対抗措置」

「米国の追加関税は、世界のサプライチェーンに悪影響」

「中国は保護主義に対抗、多国間の通商システムを支持」

・政井日銀審議委員

「消費増税のインパクト、消費者マインドに与える影響など相当な不確実性がある」

「デフレマインドが根強い状況のもと、物価2%目標の実現には相応の時間がかかる」

「持続可能なかたちで強力な金融緩和を息長く続けることが適当」

《MK》

提供:フィスコ

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