英ポンド週間見通し:底堅い動きか、英経済指標や当局者発言を注視へ

通貨
2018年7月7日 15時05分

■下げ渋り、英金利先高観が再浮上

先週のポンド・円は下げ渋り。一時145円台前半まで下落したが、英国金利の先高観が再浮上したことやユーロ買い・米ドル売りが活発となったことからポンド買い・米ドル売りの興味が強まり、この影響で対円レートは146円台後半まで買われる展開となった。先週N取引レンジ:145円19銭-146円87銭。

■底堅い動きか、英経済指標や当局者発言を注視へ

今週のポンド・円は小じっかりの展開か。5月鉱工業生産などの経済指標が注目される。英中銀金融政策委員会(MPC)当局者のタカ派寄りの発言から次回8月1-2日開催の会合での追加利上げに思惑が広がりやすく、短期的にリスク回避のポンド売りは抑制される可能性が高いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント

・10日:5月商品貿易収支(予想:-119.5億ポンド)

・10日:5月鉱工業生産(前月比予想:+0.8%)

予想レンジ:145円00銭-149円00銭

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.