日経平均は大幅続伸、円安やファーストリテ急伸で一時22500円台回復だが/後場の投資戦略

市況
2018年7月13日 12時26分

日経平均 : 22483.13 (+295.17)

TOPIX  : 1722.31 (+12.63)

[後場の投資戦略]

為替の円安進行が追い風となったほか、ファーストリテが1銘柄で110円の押し上げ要因となったこともあり、前場の日経平均は一時300円を超える上昇を見せた。上値抵抗として意識されていた25日移動平均線を上回り、一段の戻りへ期待が高まりそうな局面ではある。ただ、朝方の買いが一巡した後の日経平均は22500円手前でこう着感の強い展開となっている。アジア市場で中国・上海総合指数が反落し、足元では円安進行も一服しているとあって、上値を追う手掛かり材料には乏しい。週明け16日は海の日で休場となるため、連休を前にポジションを一方向に傾けづらい面もあるだろう。

ファーストリテの株価急伸で内需・ディフェンシブ系の好業績株は改めて買いを集めやすいところだ。しかし、安川電の決算評価から設備投資関連を中心とした外需関連株の先行きには慎重な見方が出てくる可能性がある。米中を中心に対立が続く通商問題の動向や、減速が懸念される中国景気の動向などを冷静に見極めたい。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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