決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … フィルC、ケイブ、エルテス (7月12日発表分)

特集
2018年7月13日 15時21分

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 アクアライン <6173>

19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比57.1%減の3300万円に大きく落ち込み、通期計画の3億8300万円に対する進捗率は8.6%となり、3年平均の13.3%とほぼ同水準だった。

▲No.2 ALPHA <4760>

18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比22.4%減の1億9400万円に減り、通期計画の2億6000万円に対する進捗率は74.6%にとどまり、5年平均の147.0%も下回った。

▲No.3 ファンクリG <3266>

18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比55.4%減の1.4億円に大きく落ち込み、通期計画の3.4億円に対する進捗率は41.2%にとどまり、5年平均の148.9%も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<6173> アクアライン  東M   -15.21   7/12   1Q   -57.14

<4760> ALPHA   JQ   -13.91   7/12   3Q   -22.40

<3266> ファンクリG  JQ   -9.88   7/12  上期   -55.41

<8167> リテールPA  東2   -6.48   7/12   1Q   -10.18

<3297> 東武住販    JQ   -6.16   7/12 本決算    7.92

<3760> ケイブ     JQ   -5.94   7/12 本決算     -

<3967> エルテス    東M   -5.75   7/12   1Q    黒転

<3267> フィルC    東M   -4.47   7/12  上期   300.00

<5967> TONE    東2   -4.06   7/12 本決算   -10.67

<3541> 農業総研    東M   -2.29   7/12   3Q    赤転

<6897> ツインバード  東2   -1.59   7/12   1Q    赤転

<8254> さいか屋    東2   -1.50   7/12   1Q    赤拡

<3670> 協立情報通信  JQ   -0.89   7/12   1Q    -6.52

<3192> 白鳩      JQ   -0.71   7/12   3Q    61.00

<9661> 歌舞伎     東2   -0.51   7/12   1Q   -16.89

<2683> 魚喜      東2   -0.50   7/12   1Q    7.69

<4616> 川上塗     東2   -0.07   7/12  上期   -19.75

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。

「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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