東京株式(大引け)=409円高、欧米株高と円安進行で続急騰

市況
2018年7月13日 15時55分

13日の東京株式市場はリスク選好ムードが一気に高まりをみせるなか、日経平均は一時500円を超える上昇をみせた。円安を追い風に買い戻しが加速した。

大引けの日経平均株価は前営業日比409円39銭高の2万2597円35銭と続急騰。東証1部の売買高概算は12億7836万株、売買代金概算は2兆5472億9000万円。値上がり銘柄数は1547、対して値下がり銘柄数は473、変わらずは80銘柄だった。

きょうの東京市場は、前日の欧米株市場が総じて強く、米国株市場ではナスダック指数が史上最高値を更新するなど買いが勢いを増しており、これが投資家のセンチメントを改善させた。また、外国為替市場で1ドル=112円台後半の推移と円安が一段と進行、これも輸出セクターを中心に海外ヘッジファンドなどの買い戻しや、国内外機関投資家の実需買いを後押しした。きょうは寄り付きにオプションSQ算出に絡む売買があったものの、全体に与える影響は限定的で、通過後は先物主導で上げ足を急速に強めた。また、一部の値がさ株が大幅に上昇し、日経平均の上げ幅を助長する形に。アジア株市場では中国株がやや売りに押されたものの、他のアジア株が総じて強い動きをみせたことも追い風となった。全体売買代金はSQ絡みで2兆5000億円台に膨らんだ。

個別では、ソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで大幅高。ファーストリテイリング<9983>も急伸。ソニー<6758>、ファナック<6954>が高く、資生堂<4911>も強い動きをみせた。リクルートホールディングス<6098>が上昇、SUMCO<3436>も買い優勢だった。Olympicグループ<8289>が値上がり率トップに買われ、Gunosy<6047>はストップ高。コスモス薬品<3349>が急騰、古野電気<6814>も値幅制限いっぱいに買われた。じげん<3679>も活況高。

半面、安川電機<6506>が軟調、SMC<6273>も安い。ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も売りに押された。TOKYO BASE<3415>がストップ安、セラク<6199>、デザインワン・ジャパン<6048>が急落。コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186>も大きく値を下げた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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