デルタ21、日本での仮想通貨取引所立ち上げに向けてコインスクエアとパートナーシップ締結【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2018年7月13日 15時38分

カナダ発のブロックチェーン投資銀行デルタ21ブロックチェーン社の日本拠点として営業を開始するデルタ21ジャパンが、同じくカナダ拠点の仮想通貨取引所コインスクエアと、日本国内の顧客を対象とした仮想通貨取引プラットフォームの立ち上げについてパートナーシップを締結することを11日付で発表した。

このパートナーシップでは、コインスクエアが有する仮想通貨の取引プラットフォーム技術と、ブロックチェーン技術に特化したデルタ21の日本とカナダを拠点とする専門家チームが一体化し、日本において仮想通貨取引所を立ち上げることを目指す。新しい取引プラットフォームは金融庁による承認を得てから、「DLTa21X」のブランド名で立ち上げを予定している。

同発表にあたり、デルタ21の会長であるB・マシュー・ホーナー氏は「日本ではブロックチェーンにおけるアプリケーション開発についての関心が急速に高まっており、さらには世界的なビットコイン取引の大半を日本が占めているといわれている。このことからデルタ21は、日本における350万人以上の暗号通貨取引トレーダーに、世界水準のソリューションとセキュリティを提供していくことを目指していく」と述べていることが報道されている。

なお、DLTa21X暗号通貨取引所は当初は日本の顧客を対象に開設する予定だが、適用法令や規制に基づき、今後はその他のアジア市場への進出も考えているとみられている。

日本では現在、金融庁における仮想通貨交換業者への規制が強まっているが、日本市場は海外仮想通貨取引所にとって魅力的に映るようだ。先月には、米国最大手の仮想通貨交換会社コインベースが日本へ進出するとの報道もあった。海外仮想通貨取引所の日本への進出が日本の仮想通貨市場にどのような影響を与えるのか、動向が注目される。

《HH》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.