NY株式:NYダウは44ドル高、米露会談を注視

市況
2018年7月17日 7時00分

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は44.95ドル高の25064.36、ナスダックは20.26ポイント安の7805.72で取引を終了した。6月小売売上高が予想に一致したほか、大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)の決算内容が好感され、金融関連株を中心に買いが先行した。しかし、トランプ大統領とロシアのプーチン大統領の会談で原油価格の上昇抑制に向けた協議が予想され、原油安を受けてもみ合う展開となった。セクター別では、銀行や保険が上昇する一方でエネルギーや食品・飲料・タバコが下落した。

原油相場の下落で、エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移。一方で、半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、一部アナリストによる目標株価引き上げを受け上昇。投資銀行のゴールドマンサックス(GS)は、明日にもソロモン氏を次期CEOに指名する計画が報じられ堅調推移。ネット小売のアマゾン(AMZN)には、年に1度開催する大セール「プライムデー」が本日より始まり、販売増を見込んだ期待から過去最高値を更新。

マーケット終了後に動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)が発表した決算では、一株利益は予想を上振れたものの、売上高、4-6月期の契約者数、7-9月期の契約者見通しが予想を下振れ、時間外取引で株価は下落して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

提供:フィスコ

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