明日の株式相場見通し=短期的な過熱感から一服商状に、中期上昇基調は継続

市況
2018年7月17日 17時40分

あす(18日)の東京株式市場は、きょうまでの3日続伸で日経平均株価が合計765円高と、短期間で急上昇したことによる短期的な過熱感の高まりから、利益確定の売りが優勢となり一服商状となりそうだ。

市場関係者からは「日本市場が休場だった16日も含めて13日、16日2日間の米株式市場でNYダウ平均株価が堅調に推移していたことに加え、外国為替市場で1ドル=112円台と円安・ドル高基調を持続していることが買い支え要因となっている。前週以来、全体相場は回復基調にあるものの、日経平均株価の今期予想PER13倍台前半や、騰落レシオ25日移動平均の80%前後などの数値から判断すれは、依然として割安水準にあると判断できる」との見方が出ていた。

17日の東京株式市場は、リスク選好ムードのなか日経平均株価が一時、2万2800円台まで買われる場面もあった。円安水準でもみ合う為替相場が追い風となった。日経平均株価終値は、前週末比100円01銭高の2万2697円36銭と3日続伸した。

日程面では、6月の訪日外国人客数、4~6月期の訪日外国人消費動向調査に注目。海外では、パウエルFRB議長が米下院で議会証言、米6月の住宅着工・完工件数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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