外為サマリー:一時1ドル112円60銭台に下落、米住宅着工などに警戒感も
19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円70銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高で推移している。
前日のニューヨーク市場では、6月の住宅着工件数が市場予想を下回ったことから、米景気に対する不安感が台頭した。ただ、米株式市場でNYダウ平均株価が5日続伸したこともありドル売りは限定的で112円80銭台で取引を終えた。
この日の東京市場に移ってからもドルは軟調。午前9時20分過ぎに一時112円67銭まで下落した。前日に113円10銭台にまで上昇したものの、ニューヨーク市場では112円後半に下落したことから113円台の上値の重さが意識される展開となっている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1652ドル前後と同0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=131円33銭前後と同6銭程度のユーロ安・円高で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)