日経平均は5日続伸、決算発表本格化を前に上値重い/後場の投資戦略

市況
2018年7月19日 12時22分

日経平均 : 22863,30 (+69.11)

TOPIX  : 1757.48 (+6.27)

[後場の投資戦略]

目先のトレンドとしては23000円を再び突破するシナリオが濃厚となっているものの、5月21日、6月12日と直近で23000円台を付けた局面と比べると今回の戻り相場はインデックス主導であることから売買高が総じて低水準である。また、足元の輸出関連銘柄持ち直しのきっかけとなった円安進行が一服しているほか、米中貿易摩擦の影響に対する過度な警戒感は後退しつつあるが、こちらも完全に懸念が払しょくされているわけではない。これらの外部環境を背景に、来週から始まる決算発表本格化を前に後場は様子見ムードが強まる可能性がありそうだ。

物色としては、足元で買い戻しが目立つ三菱電機<6503>や安川電<6506>、ダイフク<6383>といったFA(工場自動化)関連や、国内大手がイラン原油輸入停止へ調整と伝わった出光興産<5019>などの石油元売り各社などの前場で戻り売り圧力にも負けずに堅調な動きを見せた銘柄群へと追随する動きは引き続きみられよう。(雲宮 祥士)

《AK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.