話題株ピックアップ【夕刊】(2):イオンモール、、トヨタ、イナリサーチ

注目
2018年7月19日 15時27分

■イオンモール <8905>  1,950円  +3 円 (+0.2%)  本日終値

イオンモール<8905>が反発。SMBC日興証券は18日、同社株の投資評価を「2」から「1」へ引き上げた。目標株価は2400円を継続した。海外モールが利益創出ステージに入ったほか、国内事業の地域社会に貢献するモールづくりが進展し安定収益が見込めることを評価。また、株価の下落に伴い割安感が強まったことから、投資評価を見直している。

■トヨタ自動車 <7203>  7,457円  -16 円 (-0.2%)  本日終値

トヨタ自動車<7203>が5日ぶりに反落。為替が円高方向に振れていることを受け売りが先行した。午前9時30分時点で1ドル=112円70銭台と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高水準となっている。前日発表された米6月住宅着工件数が予想を下回ったことなども円高要因に働いた様子だ。今月下旬には、日米政府による新たな貿易協議(FFR)の初会合が開催される見込みであり、自動車関税に絡む動向も関心を集めている。

■日本PCサービス <6025>  887円  +150 円 (+20.4%) ストップ高買い気配   本日終値

日本PCサービス <6025> [名証C]がストップ高。18日大引け後、オウケイウェイヴ <3808> [名証C]と資本業務提携すると発表しており、これを好材料視する買いが殺到した。業務面ではOKウェイヴが持つブロックチェーン技術・AI の知見を活用し、パソコン総合サービス事業の加速化に向けて共同事業を展開する。具体的にはOKウェイヴが展開する日本最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」を通じ、パソコン・デジタル機器の設定・修理サービスのマーケティングプロモーションを行い、顧客基盤の拡大を図る。また、OKウェイヴが展開する「感謝経済プラットフォーム」でも連携していく。資本面ではOKウェイヴに対し13万株と新株予約権(潜在株式数13万株)を割り当てる。

■イナリサーチ <2176>  934円  +150 円 (+19.1%) ストップ高   本日終値

イナリサーチ<2176>が続急伸、カイ気配で始まりそのまま水準を切り上げる展開となった。同社は18日取引終了後、韓国DNA Link社、日本エスエルシー(浜松市)と、ヒト由来がんを用いたPDXマウスモデルの開発と医薬品開発への有効利用に関する共同事業を開始すると発表、ヒトのがん細胞を移植したマウスを使った新たな非臨床試験を始める。寄り付きからこれを材料視する買いが集中している。

■インスペック <6656>  1,129円  +150 円 (+15.3%) ストップ高   本日終値

インスペック<6656>がストップ高。同社は半導体や液晶の外観検査装置などを手掛けているが、受注好調を背景に19年4月期は営業損益段階からの黒字化が見込まれている。18日取引終了後、基板AOI(精密基板パターン検査装置)とロールtoロール型のAVI(最終外観検査装置)などの受注を獲得したことを発表、受注金額は約4億5000万円で、これが好感される形で投機資金を呼び込んでいる。

■カヤック <3904>  1,143円  +126 円 (+12.4%)  本日終値

カヤック<3904>が続急騰、売買高も前日から急増しており物色人気化の様相だ。同社はネット広告の製作やソーシャルゲーム配信などを手掛けるが、技術者を多く擁しており開発力の高さが特長。18日取引終了後、コマツ<6301> とスマートコンストラクション事業で協業することを発表、これが株価を強く刺激する格好となった。カヤックが有するプロトタイプアプリ技術をベースに、建設機械の「目」となるステレオカメラで撮影した映像と連動する新サービス「Kom Eye AR」を8月にリリースする予定。

■ネオス <3627>  611円  +65 円 (+11.9%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ

ネオス<3627>が続急伸、需給相場の様相を呈してきた。電子ブック閲覧ソフトやコンテンツなど携帯電話向けアプリ開発支援を祖業とするが、最近は医薬業界や金融業界向けで需要を捉えており、新規事業の法人向けクラウドサービスも収益に貢献、19年2月期は営業損益黒字化が有望視されている。独自のマッチングAIや画像認識技術を開発、企業向けAIソリューションにも展開し今後の成長期待が強い。直近ではセールスフォース・ドットコムのコンサルティングパートナーに認定されたことも買い人気を後押ししている。

■アルバイトタイムス <2341>  237円  +14 円 (+6.3%)  本日終値

アルバイトタイムス<2341>は急伸。無料求人誌や求人サイトを展開。人材関連のなかでも株価が低位に位置していることで個人投資家資金などを中心に注目度が高い。政府が進める人手不足対策では外国人の受け入れなどが目玉政策となっている。そのなか、同社は外国人採用支援サービスを展開していることが株価を刺激している。

■リネットJ <3556>  838円  +48 円 (+6.1%)  本日終値

リネットジャパングループ<3556>が急反発。ネット専業の中古品買い取り・販売を展開しており、2兆円規模ともいわれる国内リユース市場の拡大が続くなか、関連有力株として頭角を現している。小型家電リサイクルでは東京五輪のメダル作成プロジェクトに参画、都市鉱山関連株としての側面も持つ。さらに海外では成長著しいカンボジアへの投資をSBIホールディングス<8473>と連携して積極推進しており、今後の成長力評価につながっている。

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