NY株式:NYダウは6.38ドル安、米中貿易摩擦への警戒感が強まる

市況
2018年7月21日 10時35分

20日の米国株式相場は下落。ダウ平均は6.38ドル安の25058.12、ナスダックは5.10ポイント安の7820.20で取引を終了した。トランプ大統領が中国からの輸入品全てに追加関税を賦課する可能性を示唆し、貿易摩擦への懸念から売りが先行。ハイテク株を中心に上昇に転じる場面もあったが、相場を押し上げるには至らなかった。セクター別では、食品・飲料・タバコや銀行が上昇する一方でメディアや不動産が下落した。

運動靴メーカーのスケッチャーズUSA(SKX)は、決算内容が嫌気され、20%を超す大幅下落。複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、決算でガスタービンなどの需要低迷を背景にパワー事業の低迷が明らかとなり、軟調推移。一方で、ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)は好決算を発表し、上昇。複合企業のハネウェル・インターナショナル(HON)は、通期の利益見通しを引き上げ、堅調推移となった。

カジノ・ホテル運営のMGMリゾート・インターナショナル(MGM)は、日本でカジノ整備法が成立したことを受けて、業績拡大への期待感から上昇した。

Horiko Capital Management LLC

《SK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.