日経平均は続伸、自律反発は一巡し中小型株物色で幕間つなぎへ/後場の投資戦略

市況
2018年7月25日 12時26分

日経平均 : 22610.83 (+100.35)

TOPIX  : 1754.74 (+7.88)

[後場の投資戦略]

日経平均は前日に続き3ケタの上昇となっているが、23日の下落分(300円安)を埋め切れておらず、自律反発の域を出ないだろう。金融株の買い戻しや中国関連株の物色には一巡感があり、アジア市場では上海総合指数が小反落していることから、一段の上値追い材料には乏しい。また、本日は米欧首脳会談が控えており、自動車関税について議論される見込み。米中・米欧の貿易摩擦への警戒感も上値の重さにつながるだろう。前日に指摘したとおり、22600円近辺に位置する5日移動平均線レベルで目先の戻りは一服しそうだ。

信越化<4063>などで決算を先取りする動きも見られるが、本日から決算発表が本格化するとあって主力企業は積極的に手掛けづらい。このため、ブロドリーフ<3673>のような個別材料株や電気自動車(EV)関連のテーマ株など、値動きの軽い中小型株に幕間つなぎ的な物色が向かっているようだ。ただ、明日からは決算を受けた主力企業の個別物色中心の相場展開が想定される。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.