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2018年7月19日 13時30分
特集

すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技 v-com2さんの場合 -前編

東証1部昇格狙いで割安株の罠をくぐり抜ける

登場する銘柄:南陽 <7417> [東証2]

筆者:福島 由恵

金融機関出身のフリーライター。株式、投資信託、不動産投資などを中心とした資産形成に関連する記事執筆を主に担当。相続、税金、ライフプラン関連も数多く執筆。

v-com2v-com2さん(30代・男性)

投資歴約15年のサラリーマン投資家。2016年に「億り人」達成後、現在も順調に拡大し運用資産は約1.7億円。保有銘柄数は優待銘柄を中心に100前後

投資上手の人はどんなふうにして銘柄を選ぶのか。また買い時や売り時はどのようにして判断しているのか。このコラムでは、株で1億円以上を稼いでいるような「すご腕投資家」の実例を紹介していこう。

トップバッターはサラリーマン投資家で、億トレさんのv-com2さん。2003年に20万円を元手に投資を始め、給料やボーナスを元本に追加しながら10年強で運用資産を1億円の大台に乗せた。17年には年間で70%以上の運用成績を上げ、足元の運用資産は2億円近くに膨らんでいる。

v-com2さんの詳しい紹介は次回に譲るとして、まずは本題である銘柄選びの手法をみていこう。今回取り上げる銘柄は東証2部に上場する南陽。半導体製造装置や建設機械、産業機械のレンタルや販売などを行う福岡市の企業だ。当初は地元の福岡証券取引所に単独上場していたが、17年12月に東証2部にも上場した。

ぱっと見て「安いな」と感じた

v-com2さんが南陽株を購入したのは、今から1年半ほど前の16年11月末になる。選んだ理由は、割安で東証1部への昇格が期待できそうだからだ。購入当時の南陽株のPER(株価収益率)は7倍、PBR(株価純資産倍率)は0.6倍程度。「ぱっと見て『安いな』と感じる水準だった」(v-com2さん)。

南陽週足チャート

業績をみると15年3月期まで3期連続で増収営業増益と堅調に推移している。これまでの投資経験から業績がしっかり出ている銘柄の株価が、この程度の水準ならば「さらなる株価下落は限定的だろう」と判断した。

ただ、先に紹介したようにPERやPBRが低いだけでは、v-com2さんは投資対象とみなさない。安いだけで購入すると、一向に株価が上昇しない万年割安株をつかんでしまうこともあるためだ。投資用語ではいうバリュートラップ(割安株の罠)という。

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