【今週読まれた記事】決算集中期間スタート、際立つ中小型株物色

特集

2018年7月28日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は7月21日から7月27日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

今週は多くの材料が取り沙汰される一週間となりました。「どっちつかずの方向感が定まらないマーケットだが、結果的に強弱の均衡が保たれていることで“不安定な中でのバランス感覚”が徐々に醸成されるような地合いとなっている」――今週のランキングトップとなった「昇り龍と雌伏する虎、真夏のボックス相場に打ち勝つ“最強波動”6銘柄＜株探トップ特集＞」からの言葉ですが、まさに現在の相場を如実に語っているのではないでしょうか。同記事はそうした地合いのなか、注目銘柄を「高値圏を舞う昇り竜」と急反騰の時を待つ「雌伏する虎」に見立てて紹介し、大人気となりました。

5月下旬から2万3000円超えのトライを3回も失敗している日経平均株価ですが、外国人投資家の売り越しが週ごとに小さくなっていることから、壁となっている2万3000円を上抜する期待が強まると指摘するのは大人気連載コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見！】 ─ 買い姿勢を強める外国人、サマーラリーの鼓動」の北浜氏。米国株市場の好調からリスクオンの流れが続くと予想しています。

そのほか、米国の金利上昇や貿易摩擦の影響はこれから表出すると指摘する「【杉村富生の短期相場観測】 ─ インデックスは絶好調だが…」など、多種多様な観点で書かれた連載陣のコラムはどれも人気となっています。

決算発表「通過後」に注意、堅調から軟調“潮目”に変化も＜東条麻衣子の株式注意情報＞

富田隆弥の【CHART CLUB】「変化日と期日」

今週明らかになった材料のなかで、気がかりなのは日銀による金融政策修正の思惑です。「検証・日銀決定会合、マーケット揺るがす『政策柔軟化』の行方＜株探トップ特集＞」は、この問題が市場に与える影響を徹底分析し、多くのアクセスを集めました。

週明け30、31日に行われる金融政策決定会合の結果が注目されますが、＜相場観特集＞でもこの問題を中心に、識者に展望をうかがっています。ぜひ今後の参考になさってください。

窪田朋一郎氏【“日銀プレー”で激変した相場の視界、この続きは？】(1) ＜相場観特集＞

倉持宏朗氏【“日銀プレー”で激変した相場の視界、この続きは？】(2) ＜相場観特集＞

高橋春樹氏【“日銀プレー”で激変した相場の視界、この続きは？】(3) ＜相場観特集＞

もう一点見逃せないのが中小型株物色の流れ。東証小型株指数は前週比2.9％高と、同0.1％高の日経平均を大きく上回っています。そんななか、勢いの強いテーマ株を中心に急騰期待のある銘柄を紹介した「底値圏からの逆襲始まる！騰勢加速『究極のテーマ株』10選＜株探トップ特集＞」が大人気となりました。記事中では現在の相場環境の確認から、この環境下における投資スタンスにも言及しており、必見の記事です。

そのほか、“カジノ法案”の成立で同テーマに関心の集まるなか、1月25日に配信した「カジノ関連株“回り始めたルーレット”、法案成立なら何が来る？＜株探トップ特集＞」が半年前の記事ながら見事ランクインするという快挙となるなど、投資テーマに関する記事が人気となっています。

「カジノ関連」がランキングトップに、ＩＲ実施法案が成立＜注目テーマ＞

出前“新世紀”、市場拡大「フードデリバリー」関連株の食べ頃は＜株探トップ特集＞

今が買い時、「家事代行サービス関連」始まった株高の宴＜株探トップ特集＞

「サマーストック」が3位にランクイン、記録的酷暑で関連株も百花繚乱？＜注目テーマ＞

「電気自動車関連」が8位にランキング、経産省が電動車化に目標設定＜注目テーマ＞

いよいよ4-6月期決算発表が本格化し、決算を材料にした物色の流れが強まっています。「株探プレミアム」で人気の機能“業績予想修正履歴”を駆使した特集「上方修正“先回り”【業績上振れ】候補 27社選出＜成長株特集＞」が大人気となったほか、多くの特集がランキング上位に入りました。

利益成長“青天井”銘柄リスト〔3-5月期〕 26社選出＜成長株特集＞

“好発進”銘柄を追う！ 4-6月期【増収増益】リスト＜成長株特集＞ 7月25日版

“好発進”銘柄を追う！ 4-6月期【増収増益】リスト＜成長株特集＞ 7月26日版

10万円以下で買える、2ケタ増益＆低PBR「お宝候補」31社【東証1部】編＜割安株特集＞

10万円以下で買える、2ケタ増益＆低PBR「お宝候補」29社【2部・新興】編＜割安株特集＞