クロス・マーケティンググループ---二松学舎大学と事業創造からビッグデータの解析実務で提携

クロス・マーケティンググループ<3675>は30日、二松学舎大学と連携協定を締結したと発表。産学連携推進の一環として、事業創造ならびにビッグデータ解析分野において連携をする。

同社が保有する様々なマーケティングデータや経営関連データの提供を通じ、データアナリティクスや実際のビジネスにおける利活用方法を学べる教育プログラムの開発などで連携し、二松学舎大学の学生により実践的なノウハウを体感する機会を創出する。さらに、テキストデータを含むビッグデータ活用促進や、経営視点を持つデータサイエンティストの育成のほか、実際のビジネス課題の解決につながる新しいデータマイニングなどの分析手法の開発、実用化などを目指す。

連携協定の内容は、データサイエンス、アナリティクスコンサルティング分野の人材育成、教育開発、マーケティング実務および経営の意思決定に活かすデータサイエンスの研究開発、相互の講師派遣、人材交流、同社グループ会社のメディリードにおける新規事業・ソリューション開発の検討、オープンイノベーションの試行など。新規事業開発についても相互に持ち寄ったビジネスアイデアについて検討を進めオープンイノベーションの実現を試みる。これらの活動を通じて、事業創造のデザインから、実際の膨大なデータの解析まで実行できる、多様なスキルを有する人材を育成する。

今後両者は、互いの知見を共有し、「教育・先端研究・ソリューション開発・幅広い人材交流」などを通じ、産学連携による様々な取組みを推進していく。

《SF》

提供：フィスコ