プロネクサス---1Qは投資家への情報提供強化がより幅広い企業に浸透し、関連製品の売上が増加

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2018年8月1日 16時37分

プロネクサス<7893>は31日、2019年3月期第1四半期(18年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.7%増の90.98億円、営業利益が同1.1%減の26.93億円、経常利益が同5.7%減の27.18億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同0.6%減の17.89億円となった。

製品別では、上場会社ディスクロージャー関連の売上高は前年同期比5.2%増の50.25億円となった。招集通知のカラー化と受注社数増による増収に加えて、開示書類作成を支援するシステムサービス・アウトソーシングサービスの増収が寄与した。また、大型のIPO受注も寄与した。

上場会社IR関連等の売上高は前年同期比2.2%増の22.25億円となった。コーポレートガバナンス・コードの制定を背景として、株主総会ビジュアル化サービス、IRサイト構築等のWebサービス等の受注が増加した。これらの増収が株主通信の減収や、前年同期の大型翻訳業務のスポット受注の反動減を上回った。

金融商品ディスクロージャー関連の売上高は前年同期比2.0%増の17.29億円となった。国内投資信託市場は、純資産総額・ファンド本数ともに堅調に推移した。目論見書や運用報告書は受注案件の小型化に伴い減収となったが、各種販促ツールの増収がこれを補った。またJ-REIT市場や外国債券の増収も寄与した。

データベース関連の売上高は前年同期比5.7%減の1.18億円となった。既存顧客の契約更新が好調に推移するとともに新規開拓も進展した。一部サービスの終了による影響もあり減収となった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.4%増の230.00億円、営業利益が同10.4%増の28.00億円、経常利益が同1.4%減の28.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.2%増の19.70億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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