ミロク情報サービス---1Qは増収増益、システム導入契約とサービス収入がともに好調
ミロク情報サービス<9928>は31日、2019年3月期第1四半期(2018年4~6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.5%増の77.29億円、営業利益が同9.3%増の14.26億円、経常利益が同15.3%増の14.75億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同25.2%増の9.26億円となった。
販売面において、「働き方改革」「IT導入補助金」等の分野でセミナーを開催し、主力の製品・サービスを訴求するとともに、テレビCMやWebマーケティング等の積極的な販売促進・広告宣伝活動を実施した。開発面では、クラウドサービス「Edge Tracker」シリーズの申請・承認手続きを効率化する新製品「ワークフロー」をはじめ、新たなシステムやソリューション等の提供を開始した。中堅企業向けERPシステムと中小企業向けERPシステムのリアルタイムなデータ連携を実現し、企業向けERPシステムのソリューション強化を図った。
システム導入契約では、ハードウェア、ソフトウエア、ユースウエア全てにおいて好調で、前年同期比11.2%増の48.84億円となった。
サービス収入は、会計事務所の顧問先企業向けソフト使用料や企業向けソフトウエア運用支援サービスが牽引し、前年同期比4.4%増の24.26億円となった。
2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比10.9%増の306.00億円、営業利益が同12.6%増の50.50億円、経常利益が同13.0%増の50.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.3%増の32.90億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ