東京株式(前引け)=反落、貿易摩擦への懸念からリスク回避売り

市況
2018年8月2日 11時44分

2日前引けの日経平均株価は前営業日比91円79銭安の2万2654円91銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は7億6797万株、売買代金概算は1兆2040億3000万円。値上がり銘柄数は1047、対して値下がり銘柄数は965、変わらずは91銘柄だった。

きょう前場の東京市場は寄り付きから売り優勢の地合いとなり、日経平均は終始軟調展開だったが、押し目買いも観測され下げ幅も100円を上回ることはなかった。前日の米国株市場では米中貿易摩擦への懸念が再燃するなかNYダウが反落、この流れを受けて東京市場でもリスク回避の売りが出た。ただ、決算発表に絡み好業績銘柄が物色されたことや、米国ではアップル株が見直し人気に沸いており、これを受け東京市場でも半導体関連の一角などに買いが入り全体指数を下支えした。

個別では任天堂<7974>が断トツの商いをこなし1000円超の下げとなったほか、ファナック<6954>も軟調。ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。資生堂<4911>が安く、コマツ<6301>も値を下げた。イーレックス<9517>が急落、大塚商会<4768>も大幅安。半面、ソニー<6758>が堅調、キーエンス<6861>も商いをこなし高い。東海カーボン<5301>も上昇した。アイ・エス・ビー<9702>が値上がり率トップに買われ、スクロール<8005>も活況高。三井海洋開発<6269>、元気寿司<9828>も値を飛ばした。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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