高千穂交易---1Qは売上高が39.81億円、デバイスセグメントは前年同期並み推移も、システムセグメントは減少

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2018年8月6日 19時24分

高千穂交易<2676>は3日、2019年3月期第1四半期(18年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.9%減の39.81億円、売上総利益率の改善やコスト削減に努めたが、売上高減少の影響をカバーするには至らず、営業損失が0.50億円(前年同期は0.16億円の損失)、為替差益29百万円を計上したが、経常損失0.08億円(同0.01億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.33億円(同0.36億円の損失)となった。

セグメント別の業績は、システムセグメントのセキュリティ商品類では、働き方改革支援につながる入退室管理システムなどの販売が堅調に推移した一方で、ディスプレイセキュリティシステムが伸び悩み、また、タイの高度防火システム販売において、大型受注を獲得したものの、売上計上には至らなかった。

その他ソリューション商品類は、クラウド型無線LANの販売が堅調に推移した一方で、RFIDタグの販売が前年同期に比べて減少した。

カストマ・サービス商品類は、セキュリティ商品類及びその他ソリューション商品類の販売が減少したことに伴い設置料収入や保守収入が減少した。

デバイスセグメントの電子商品類では、オートモーティブ市場向け電子部品の販売が堅調に推移したことなどにより、売上高は前年同期比3.5%増となった。

産機商品類では、住宅設備向けやATM以外の自動機向け機構部品の販売が堅調に推移したものの、前年同期とほぼ横ばいとなり、売上高は同0.7%増となった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比15.0%増の225.00億円、営業利益が同80.8%増の12.00億円、経常利益が同69.8%増の12.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同511.2%増の8.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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