明日の株式相場見通し=好決算銘柄物色が相場を下支え、海外投資家手控えで売買代金は低調

市況
2018年8月7日 17時19分

あす(8日)の東京株式市場は、引き続き4~6月期決算発表の内容を評価しながらの個別銘柄物色が全体相場を支えるかたちで、比較的堅調な推移となりそうだ。ただ、海外投資家の手控え姿勢が続いており、東証1部の売買代金は低水準が続きそうだ。

市場関係者からは「きょうは、6日に18年4~6月期の好調な決算を発表したソフトバンクグループ<9984>が、圧倒的な大商いを集めて大幅続伸したことで、1銘柄で日経平均株価を68円分押し上げた。また、前日まで4日続落して、約2年5カ月ぶりの安値水準(終値ベース)をつけていた上海総合指数が、きょうはジリ高歩調で5営業日ぶりに大幅反発するなど、アジア株の堅調も日経平均の後場の上昇を牽引した」との見方が出ていた。

7日の東京株式市場は、寄り付き売り買い交錯で始まり、その後日経平均は下値を切り上げる展開。後場は一段高に買われ、高値圏で着地する格好となった。日経平均株価終値は、前日比155円42銭高の2万2662円74銭と反発した。

日程面では、6月と18年上半期の国際収支、7月の景気ウォッチャー調査、日銀金融政策決定会合の主な意見(7月30~31日開催分)、6日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、中国7月の貿易統計が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.