ビケンテクノが買い気配、今期経常を一転3%増益に上方修正

材料
2018年8月9日 9時10分

ビケンテクノ <9791> [東証2]が買い気配でスタート。8日大引け後、19年3月期の連結経常利益を従来予想の11億円→14億円に27.3%上方修正。従来の19.1%減益予想から一転して2.9%増益見通しとなったことが買い材料視された。

ビルメンテナンス事業で米国不動産投資会社が取得した集合住宅への原状回復・修繕工事が本格化したうえ、不動産事業で大口案件の売却が前倒しとなり、売却費用が想定を下回ることが上振れの要因となる。前日終値ベースの予想PERが11.1倍→7.8倍に低下し、割安感が強まったことも支援材料となった。

同時に発表した4-6月期(第1四半期)の同利益は前年同期比8.5倍の7.9億円だった。

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