中村超硬ストップ安ウリ気配、19年3月期は一転赤字転落を嫌気

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2018年8月9日 9時42分

中村超硬<6166>がストップ安ウリ気配。8日の取引終了後、19年3月期の業績は赤字に転落することを発表したことが嫌気され大量の売り物を浴びている。売上高を150億円から75億円(前期比38.2%減)へ、営業損益を16億5000万円の黒字から23億円の赤字(前期15億7000万円の黒字)へ、最終損益を10億円の黒字から27億円の赤字(同13億8100万円の黒字)へ修正した。

ウエハーメーカーからの強い価格低減要求により、ダイヤモンドワイヤの市場価格が大幅に下落したほか、中国国内の太陽光関連市場が冷え込んだことでウエハー市場が縮小したことなどが響く。今期は大幅減収となるほか、製品在庫や原材料などの評価減(約14億5200万円)も計上する。市場環境の悪化を受け、2期ぶりの赤字に転落する見込みだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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