東京株式(前引け)=続落、日米貿易協議前に買い手控え

市況
2018年8月9日 11時43分

9日前引けの日経平均株価は前営業日比60円13銭安の2万2584円18銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は6億8765万株、売買代金概算は1兆301億2000万円。値上がり銘柄数は838、対して値下がり銘柄数は1154、変わらずは106銘柄だった。

きょう前場の東京市場は売り優勢の地合いとなった。前日の米国株市場でNYダウが上昇一服となり、為替が110円80銭近辺の推移と円高に振れたことが上値を重くしている。日米貿易協議を控え、この動向を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせている。個別には決算発表を絡め明暗を分ける展開。中国・上海株市場は経済指標発表を受け堅調な値動きでこの点はポジティブ材料だが反応は限定的となっている。前日、全体相場に影響を与えた資生堂が大きく切り返しているものの、ソフトバンクグループやスズキなどの値がさ株が冴えず、日経平均は続落歩調に。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、スズキ<7269>も大きく売りに押された。トヨタ自動車<7203>も下値を探る展開。ニチイ学館<9792>が急落、イソライト工業<5358>、三井住友建設<1821>も大きく値を下げた。ラウンドワン<4680>、リゾートトラスト<4681>も安い。半面、資生堂<4911>が急反発、昭和電工<4004>も買われた。ソニー<6758>が堅調、ダイフク<6383>も物色人気。ゲオホールディングス<2681>、渋谷工業<6340>がストップ高に買われ、パイオニア<6773>も商いを伴い上昇した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年08月09日 11時49分

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