イーエムシステムズ---1Qは営業利益が19.2%増、薬局向けシステム及び医事会計システムの拡販に注力

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2018年8月10日 8時54分

イーエムシステムズ<4820>は9日、2019年3月期第1四半期(2018年4~6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.5%増の31.92億円、営業利益が同19.2%増の6.84億円、経常利益が同14.1%増の8.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同14.4%増の5.69億円となった。

調剤システム事業及びその関連事業は、薬局チェーン店へのアプローチ強化、OEM供給等による販売チャネルの強化を引き続き行い、薬局向けシステム「Recepty NEXT」及び「ぶんぎょうめいと」の拡販に注力した。 このような状況下で、システム販売件数は計画に届かなかったものの、課金売上が順調に増加し、ハードウェアの入替えも計画通りに推移、サプライ販売も引き続き堅調だった。この結果、売上高は計画を達成し、継続的な原価及び経費の圧縮が利益面に寄与した。

医科システム事業及びその関連事業は、全国的な販売チャネルの拡充を図るべく、クリニックの市場開拓を販売代理店経由で進めた。更に、医事会計システムの「MRN クラークスタイル」、「ユニメディカル」、また電子カルテシステムの「MRN カルテスタイル」、「オルテア」の拡販に引き続き注力した。

この結果、販売チャネルの着実な拡大とともにMRNの新規導入、他社リプレースによるシステム販売件数も着実に増加し、また課金売上も順調に増加し、サプライ販売も好調な状況となった。

2019年3月期通期の連結業績予想は、ビジネスモデルの変更もあり、売上高が前期比7.7%減の128.75億円、営業利益が同50.7%減の15.09億円、経常利益が同40.9%減の21.38億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.6%減の14.32億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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