ケネディクス---2Qは営業利益が49.2%増、不動産投資事業の収益拡大

材料
2018年8月13日 15時56分

ケネディクス<4321>は10日、2018年12月期第2四半期(18年1-6月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比264.4%増の492.28億円、営業利益が同49.2%増の102.00億円、経常利益が同62.1%増の99.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同57.6%増の93.61億円となった。

主な取組みとして、海外機関投資家に向けた賃貸住宅特化型のコアファンドを組成し、当社連結SPCが保有する物件を供給すると共に、アセットマネジメント業務を受託した。また、複数の国内機関投資家に対してホテル特化型のコアファンドを組成して物件を供給し、アセットマネジメント業務を受託するなど、日本の不動産を対象に長期的な投資を指向する投資家の需要に応えた。

アセットマネジメント事業は、受託資産残高(AUM)が拡大した結果、安定収益であるアセットマネジメントフィーが着実に増加した。一方、成果報酬であるインセンティブフィーや資産譲渡時に受領するディスポジションフィーなどのスポットフィーが減少した。

不動産管理事業は、プロパティマネジメント事業や入居工事事業が堅調に拡大した。

不動産運営事業は、サービスアパートメント事業においてコスト削減に注力した他、大口顧客の獲得が寄与した。

不動産投資事業は、賃貸住宅特化型のコアファンドの組成等に伴うたな卸資産の売却に伴い営業収益及び営業利益が大幅に増加した他、堅調な不動産市況を背景に投資回収が順調に進んだ。

2018年12月期通期については、営業収益が前期比136.8%増の624.00億円、営業利益が同14.0%増の140.00億円、経常利益が同15.2%増の132.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.3%増の115.00億円と連結業績予想を上方修正している。

《MH》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.