NY株式:NYダウは112ドル高、トルコ情勢への警戒感和らぐ

市況
2018年8月15日 7時00分

米国株式相場は上昇。ダウ平均は112.22ドル高の25299.92、ナスダックは51.19ポイント高の7870.89で取引を終了した。トルコ通貨危機への懸念が一服し買いが先行。前週からの株価下落を受けた買い戻しが広がったほか、堅調な内容が続く四半期決算や経済指標を背景とした期待感から終日堅調推移となった。セクター別では、食品・生活必需品小売や消費者・サービスが上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や半導体・半導体製造装置が下落した。

衣料品のタペストリー(TPR)は、傘下のケイト・スペードが好調で決算内容が予想を上振れ大幅上昇。通信大手のスプリント(S)は、19年上期に第5世代移動通信規格(5G)対応端末を米国市場に投入することを発表し堅調推移。清涼飲料のコカ・コーラ(KO)は、スポーツ飲料を手掛けるボディ・アーマーの株式を取得し買われた。一方で、カジノ・ホテル運営のウィン・リゾーツ(WYNN)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け下落。電気自動車のテスラ(TSLA)は、昨日にマスクCEOが株式非公開化に向けてゴールドマンサックスやプライベート・エクイティ(PE)をアドバイザーに起用したと言及したものの、両社ともに正式な合意に至っていないことが明らかとなり下落した。

ファストフードのヤム・ブランズ(YUM)が中国部門をスピンオフして誕生したヤム・チャイナ(YUMC)は、中国政府系ファンドやプライベート・エクイティ(PE)などが買収を検討していることが報じられた。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

提供:フィスコ

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