米株高受けて買い先行も上値追い材料には乏しい/後場の投資戦略

市況
2018年8月17日 12時18分

日経平均 : 22309.65 (+117.61)

TOPIX  : 1698.55 (+11.40)

[後場の投資戦略]

前日に安値から300円以上の戻りを見せた日経平均は、米NYダウの大幅上昇を支援材料として反発した。しかし、寄り付き後は上値追いの動きが鈍く、上下の値幅も100円弱とややこう着感の強い展開となっている。日足チャートでは200日移動平均線が上値抵抗として意識されており、同線の位置する22400円に迫る場面では売りが出やすいだろう。週末要因に加え、円安が一服していることや上海総合指数が朝高後に伸び悩んでいることから買い手掛かりにも乏しい。後場は模様眺めムードが強まりそうだ。

新興市場ではマザーズ指数が1.3%高で前場を折り返し、比較的強い動きを見せている。前日には一時932.07ptと2016年12月以来の安値水準を付けていたが、週末を前に売り方の買い戻しが入っているものと考えられる。また、新規高レーティングが観測されたヘリオス<4593>などのバイオ株が買われていることも指数の押し上げに寄与しているだろう。ジェネパ<3195>やイード<6038>はリリースを材料にストップ高を付けており、値動きの軽い小型材料株の物色は活発となっている。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.