外為サマリー:一時109円70銭台に下落後、値戻す、中国・上海総合指数の上昇を好感
21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=110円06銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=126円87銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。
ドル円は午前10時過ぎに一時109円77銭まで下落。6月28日以来、約2カ月ぶりに110円ラインを割り込んだ。トランプ米大統領がパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長に対して低金利政策をとっていないことを批判したと報じられたことが警戒感を呼んだ。ただ、109円70銭台まで下落した後は、値を戻す動きとなった。午前11時過ぎには110円台を回復し、午後1時過ぎには110円14銭まで上昇した。中国株式市場で、上海総合指数が上昇したことなどが好感された。中国市場には「政府系資金による株価買い支えへ思惑が台頭しているようだ」(アナリスト)という。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1528ドル前後と同0.0100ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)