日電子は3日ぶり急反発、自動車排気ガス浄化触媒の原子レベルでの計測・観察に成功
日本電子<6951>が3日ぶりに急反発している。同社は21日、名古屋大学などとの共同研究で、自動車排気ガス浄化触媒の原子レベルでの計測・観察に成功したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなっているようだ。
これは名古屋大学が10日に発表しているもので、同大学未来材料・システム研究所の武藤俊介教授、荒井重勇特任准教授、トヨタ自動車<7203>、日本電子の研究グループが、電子顕微鏡内で自動車の排気ガス浄化触媒の酸化還元反応の様子を原子レベルで記録すると同時に、触媒反応で生成・転換されるガスを実時間で検出することに成功。これにより、今後の触媒開発に大きく貢献するさまざまな応用成果が期待されているという。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)