9月に向けて高配当利回り銘柄に投資妙味、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2018年8月22日 11時53分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

8/22付の「DailyOutlook」では、高配当利回り銘柄について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『3月期決算企業の1Q決算は総じて堅調で、先行きの会社計画上方修正期待が一層高まる好決算と総括できる内容であった。しかし、足元の株式市場は依然上値の重い地合いが続いている』と伝えています。

続けて、背景には、米中間の貿易摩擦問題への懸念や、トルコ情勢への警戒感、トランプ米大統領の利上げ牽制発言など、主に海外情勢に対する先行き不透明感を挙げ、『弊社では株式市場はこうした不透明感に対する織り込みは相当程度進んでいると判断しているが、米中間選挙を控えてトランプ政権が強硬姿勢を強める可能性もあり、当面は下値警戒感を内包した不安定な地合いが想定される』と分析しています。

さらに、『ボラティリティの高い局面では、魅力的な配当にサポートされることで相対的に下値抵抗力が高いとされる高配当利回り銘柄に注目が集まると考えられる。加えて9月は3月期決算企業の中間期末月であり、そもそも配当が意識されやすい。過去を見ても、高配当利回り銘柄の株価は、9月は配当権利落ち日に向けて上昇し、対TOPIXでも堅調に推移する傾向がある。権利落ち後は魅力が薄れることには注意を要するも、足元の株価調整局面は押し目買いの好機と捉えたい』とまとめています。

最後にレポートでは、『高配当利回り銘柄の株価推移』を紹介しています。詳しくは8/22付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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