東京株式(前引け)=続伸、円安好感も低調商いで上値に重さ
23日前引けの日経平均株価は前営業日比41円35銭高の2万2403円90銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億3268万株、売買代金概算は8406億9000万円。値上がり銘柄数は1245、対して値下がり銘柄数は737、変わらずは118銘柄だった。
きょう前場の東京市場は買い優勢だった。ただ、一時100円強の上昇を見せる場面があったものの上値は重く、後半に伸び悩んだ。外国為替市場で1ドル=110円台後半と円安傾向に振れたことはプラス材料となったが、米中の次官級貿易協議の動向や25日までの日程で行われるジャクソンホール会議などを前に買い気は盛り上がらなかった。前場の売買代金は8400億円強にとどまるなど低調だった。
個別ではファーストリテイリング<9983>が大幅高、村田製作所<6981>、資生堂<4911>も堅調。東京エレクトロン<8035>もしっかり。ネオス<3627>が急騰、オープンドア<3926>も値を飛ばした。半面、トヨタ自動車<7203>、スズキ<7269>が安く、スルガ銀行<8358>も下値模索。ファナック<6954>も軟調。大同メタル工業<7245>が急落、アルヒ<7198>も大幅安。TATERU<1435>、マブチモーター<6592>も安い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)